ギターの楽しみ方、新時代到来!iRig HD2のご紹介!
2020.05.12 編集長のブログ皆様ご機嫌いかがでしょうか。エフェクタープレス編集部 編集長です!
こちらのブログでは編集部のメンバーが最近気になっていることをピックアップしてご紹介していきます。
ギターを買ったらエフェクターとアンプを買って…という時代は、もう終わってしまうのかもしれません!
本日はわたしが最近すごーく気になっているガジェットを紹介いたします。
2016年発売なので皆様御存知、いやもう持ってるよ、という方も多いかと思いますが、本日はアンプがなくてもOK、ギターとiPhone(iPad)やパソコンがあればエレキギターをギャンギャンと鳴らせるガジェット「IK Multimedia iRig HD2」をご紹介したいと思います。
IK Multimediaといえば、DTM用のプラグインやドラムマシンなどの印象が強いと思いますが、こちらの製品も所謂オーディオインターフェイスになります。
このガジェットの素晴らしいところはズバリ!
ギターからiRig HD2にシールドを突っ込んでiPhone(iPad)やパソコンに接続すれば、iPhone(iPad)がアンプになってしまう!ということでしょう。
※付属のソフトウェア(AmpliTube for iOS、AmpliTube 4)が必要になります。本体を購入すれば付いてきます(要ダウンロード)のでご安心を。
まずは動画をご覧いただくのが早いと思います。
96kHz/24-bitのデジタル入力なので、そのままソフトウェア上でデジタル録音ができ、さらにBluetooth LE接続のペダルがあれば、ハンズフリーで様々な機能をコントロールすることも可能。
GarageBandやLogic Proなど、殆どのDAWに対応しているとのことです。
エレキ楽器をライン入力するだけの目的であれば、オーディオインターフェイスではなくiRig HD2で十分!という声も聞こえてきそうです。
さらに注目すべきは付属ソフトの持つ機能の多彩さ!様々なアンプをシミュレートしているだけではなく、エフェクターまで内蔵してしまっています!
家庭での練習やちょっとした遊びに使えそうですが、おもちゃと呼ぶにはあまりに多機能&高機能といえます。
iRig HD2とiOS機器やパソコンがあれば、レコーディングはおろかライブもできてしまうかもしれません。まさにアンプいらず!
これだけ高機能なのにも関わらず、サイズはポケットに入るほどコンパクト。どこにでも持ち歩けてしまいます。どちらかというとうっかり落としてなくしてしまわないか心配になるサイズ感です。
ちなみにギターだけではなく、ベースにも対応しているとのことですので、ベーシストの皆様にもお楽しみいただけます。
iRig HD2は現在のところギターから入力した音をiOSの機器のスピーカーから出力することはできず、ヘッドフォンやアンプなりの何某かの外部出力機器を通さないといけないとのことです。
家庭での使用以外のシーンではiOS機器のスピーカーから出力するメリットはほぼないに等しいので、当然の仕様といえば当然の仕様と言えるのでしょうか。
ちなみにiRig HD2の前モデル「iRig HD」ではiOS機器のスピーカーから出力できるようですので、どうしてもiOS機器のスピーカーから出力したい!という方はこちらのほうが良いのかもしれません。
iRigシリーズにはその他にもマイクを始め、様々なガジェットがラインナップされています。
エフェクターなどの機材好きにはあまり楽しい話ではないかもしれませんが、そのうち本当にスタジオに行ったらアンプなどの機材はなく、パソコンやiPhone、iPadのみ、という時代も来てしまうのかもしれませんね。
実機のエフェクターやアンプはもちろんいいけれど、このようなガジェットをたまには試してみるのもいいのでは?