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アコースティックギター(ジャパンヴィンテージ)調整

編集長のブログ

親愛なるエフェクターフリークの皆様ごきげんよう!お久しぶりの編集長です!

最近投稿が滞っておりましたが、私編集長がその間何をしていたのかというと、
エフェクターいじり…ではなく、タイトル通りアコースティックギター(ジャパンヴィンテージ)いじりをしておりました。

というのも、以前ご紹介した実家にあったギターと同じく、編集長の実家から昨年末に
弦高がクソ高すぎて弾くことが出来ない
アコースティックギターをサルベージしてまいりまして、
年末から年始にかけて色々といじっておりました。

具体的にはネックや弦高の調整をしたわけなのですが、編集長が親戚のお姉さんからギターを譲り受けた当時、
編集長少年はギターに関する知識も乏しく、当時はYouTubeなどという魔法の玉手箱もなかったため、
弾きにくいギターは駄目なギターなんだ、という先入観で譲り受けた後エレキギターを購入したこともあり、
すっかり触ることもなくなって数十年実家で眠ることになってしまったのです。

最近YouTubeでアコースティックギターの動画を見ていた編集長は、ふと実家にある例の
弦高がクソ高すぎて弾くことが出来ない
アコースティックギターを思い出します。

そこで早速実家に立ち寄った際に持ち帰り、ギターのことを調べてみることに。
するとギターはヤマハのギター「FG-120F」であることが判明。
なんと70年代のごく短い期間のみ生産されたギターだということがわかります。

ホコリまみれだったギターを持ち帰って綺麗に掃除して演奏してみるも、
高校生当時の弾き心地は変わるわけはなく、こりゃ駄目だね、となるわけです。

しかし編集長は当時の情弱高校生ではありません。
YouTubeという文明の利器を駆使してギターの修復を試みることにします。

まずはサドルを物色。牛骨のほうが良いだろうということで牛骨サドルを探しますがここに一つ罠が。
当時のギターは「ロングサドル」と呼ばれる幅の長いサドルが採用されている機種もあるのですが、
最近のギターは幅の短い「ショートサドル」が採用されていることが多く、
そもそもサイズの合うロングサドルを探すのに一苦労。
一瞬ショートサドルを真ん中に置くという妥協も心をよぎりますが、そこは見た目を重視して却下。
色々と調べた結果Amazonで該当の牛骨ロングサドルをゲットしました。
ちなみにマーティン用とのことなのでマーティンも一部のモデルはロングサドルを採用しているのでしょうか。
※ちなみにロングサドルは音は良いらしいですが、耐久性などに問題があり、ショートサドルが定番となっていったようです。

サドルを購入したので一旦装着して試奏してみたのですが、当然ですが弦高がクソ高い。
最初よりもより高く、6mmほどあったと思います。
こりゃ駄目だということでサドルの高さ調整をするのですが、かなりの高さを削るので
垂直水平を出すのにかなり苦労してしまいました。
サドルを削りに削って半分くらいの高さになったので一旦装着、試奏。

うーん、最初よりはマシだけどまだまだ高い。4.5mmくらいあります。
一般的に弾きやすいアコースティックギターの弦高は個人的に2.5mm〜3mmくらいだと思っているので、そこくらいまで下げたい。

ネックが順反りしているのでトラスロッドを回したいのですが、持っているトラスロッドでは回らない。
そこでまたまたAmazonさんの出番なわけですが、
このFG-120F、トラスロッドの穴?の高さが低く、通常のトラスロッドでは頭が引っかかって入らない。
なんとか頭の部分が低いトラスロッドを探し出して購入することで解決しました。

で、トラスロッドを回しますが、これがきつくて10度くらいしか回らない。
ムキになって締めようとしますが40年選手を全力で締め上げたらなにが起こるかわからないので断念することに。

うーん、万策尽きたか。ネックが逆反りしてるけどトラスロッド回らないしどうにもならないな…修理出すのもアホらしいし…
と思ってまたまたYouTubeで検索していたところ、ネックの反りを矯正する方法を発見。

ネックアイロン」という方法らしいのですが、これが専用器具が必要でなかなか難しそう。
さらに調べているとこのネックアイロンを自作してやっている動画を発見。
なんとかこれを頼りにトライしてみようかと考えますが、別の動画で
「ネックアイロンは木や接着剤に悪影響を与える可能性が高い」という情報を発見して話はまた降り出しに。

どうしたものかと考えること数日…
遂に究極の方法(?)を発見します。

簡単に言うとネックアイロンは短時間で矯正をするために熱を加えるのですが、
その熱が接着剤や木に悪影響を与える可能性がということなので、
熱を加えずネックアイロンと同じような効果を得られる(ただし時間はかかる)方法があるのです。

方法は簡単。

太くて硬い棒を用意してネックの指板側に当て、
ネックと密着させるようにしてクランプで数箇所締め上げるのです。
そうすることでネックは真っ直ぐな棒と平行に矯正され、その状態を暫く続けることでネックが真っ直ぐに矯正される

ということです。

早速家にあった適当な棒とダイソーで購入したクランプを駆使してネックを締め上げ、
そのまま1週間ほど放置しました。
ネックはかなり強く締め上げる必要があるため、ネックの裏にダンボールなどを挟んでネックの木材を傷つけないように気をつけます。

一週間後、クランプを外して弦を張りいざ弦高を測ります。

なんと、3.7mm!!(くらい)
見事に矯正されているではありませんか!
最初に実家から持ち帰ったときよりも遥かに弾きやすくなっています。
ネックを矯正する前にトラスロッドは緩めていたので、まだ余裕はあります。
ギリギリまで締め上げると弦高は3.5mmくらいにまで落とせました。

ひとまずネックはまっすぐ、弦高もある程度落とせたので、しばらくこの弦高で弾いております。
ただ、あと0.5mmは下げたいのでこの後サドルをもう少し削ろうかと思案中です。

ネックアイロンの修理はお店に出すと大体5〜6万の修理代がかかるようですが、
ダイソークランプは一つ200円、棒は家に転がったたので0円。総額600円で一応修理できました。
ただし、あくまでも皆さん実際にされる際にはくれぐれも自己責任でお願いします。

ちなみに、サドルを削る際の目安ですが、下げたい弦高の倍(1mm下げたい場合は2mm)削る、というのが基本のようです。勘で削ってはいけません(笑)
このFG−120Fのように弾けないほど弦高が高い場合は、本当になくなるんじゃないかと思うくらい覚悟してサドルを削る必要があります。

最後にサウンドですが、ヤマハのヴィンテージの特徴なのかはわかりませんが、とにかく音がでかい(笑)
他に所有しているアコースティックギターの1.5倍くらいの音量です。
材もあまり聞いたことのないような材を使用している部分もあり、よく見ると指板は貼り付けでなく
ネックの木材を削ってそのままフレットを打っているようなので、その辺の作りも音に影響しているのでしょうか。
木材が乾燥しているせいなのか、ブライトで深い音がしているような気がします。
これが当時の価格とはいえ12,000円とは、最近の同じ価格帯のギターに比べるとかなりお買い得な気がします。
※中古価格は10,000円しないくらい。

ジャパンヴィンテージは奥が深く、ヤマハにも今価格が高騰しているモデルもあるようで、
沼にハマってしまいそうで心配です。

そのうち機会があればYouTubeの方でも動画紹介したいですね。

それでは長くなりましたが、編集長の久々のブログはここまで。

皆さん、良きエフェクターライフを!

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