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エレキギターの種類をまとめてみた!

ルーキーのブログ

みなさん、こんにちは。ルーキーです。
2021年も終わりを迎えようとしており、何かと忙しい日々をお過ごしではないでしょうか。

わたくしはギターの練習で「指が忙しいです」と言いたいところですが、練習がルーティンにできていないので、上達しない状況に陥っております…

さて、今回はエレキギター特集と題して、エレキギターの種類についてまとめてみました。
普段からEFFECTORPRESSをご覧になっている方にとっては、知っている話ばかりになりますが、あまりギターに詳しくない方は、少しでも違いを知ってもらえればと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

エレキギターとは

まずはじめに、エレキギターについて簡単にお話します。
エレキギターとは、木材でつくられた本体にさまざまな部品が付いた、音を鳴らすことができる楽器のことをいいます。
一般的には「ソリッドギター」と呼ばれています。

ギター本体には鉄の弦が張られていて、弦を弾くと音が鳴ります。ただ、そのままでは音が小さいため、アンプと呼ばれる機械を使って音を大きくします。

ギターに使用される木材や音を出す機械(アンプ)によって音色も変わるため、さまざまなサウンドを楽しむことができます。

ギターを製造しているメーカーは国内、海外問わずいろいろあるため、今回は代表的なモデルをご紹介していきます。

Fender

テレキャスター


1950年に発表されたギターです。エスクワイヤーから派生したギターで、現代エレキの元祖と呼ばれています。
エスクワイヤーとは、Fenderの創業者である、レオ・フェンダーによって試作されたギターです。

後述するストラトキャスターと並ぶ人気のエレキギターです。
シングルコイル(2基)のピックアップが特徴で、テレキャスターはコードを弾くのに適しているため、ギター&ボーカルのアーティストが使うことが多いようです。
トム・モレロが愛用しています。

ストラトキャスター


1954年に発表されたギターです。ギターと聞くと、ストラトキャスターのカタチを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

シングルコイル(3基)のピックアップが特徴です。セレクタースイッチと呼ばれるスイッチを使っての音作りが可能です。

ちなみに、「ストラトキャスター」という言葉はFender社によって商標登録されているため、他のブランドはストラトキャスターと同じような形状のギターについては「ストラトタイプ」などと呼ばなければなりません。
とは言えややこしくなるので、一般的にはまとめてストラトと呼びます。

多くのギタリストが愛用しており、エレキギターの代表モデルです。
ジミ・ヘンドリックスエリック・クラプトンスティーヴィー・レイ・ヴォーンの愛用ギターです。

Gibson

レスポール


1952年に発表されたギターです。GibsonはFenderと並ぶ2大メーカーです。
テレキャスターに対抗するために開発されたギターと言われています。形状もFenderのギターとは異なっており、ギター本体も重量があります。

Gibsonのピックアップと言えばハムバッカー。パワフルなサウンドにより1970年代のロックサウンドに欠かせないものとなっていました。
ジミー・ペイジスラッシュの愛用ギターです。

SG


1961年に発表されたギターです。SGとはソリッドギターの略称で、レスポールのモデルチェンジとして発表されました。

ギター本体は薄くて軽く、ハイフレットの弾きやすさが人気のポイントです。ロックとの相性がいいギターです。
トニー・アイオミフランク・ザッパの愛用ギターです。

フルアコ


1930年代に生まれた、エレキギターの歴史の中で最も古いギターです。ギター本体は空洞になっており、ジャズに使用されることが多いです。
T-ボーン・ウォーカーの愛用ギターです。

セミアコ


1958年に発表されたギターです。海外ではセミホロウと呼ばれています。名器はES-335。
サウンドはソリッドギターとフルアコの中間で、ブルースに使用されることが多いです。
B.B.キング、チャック・ベリーの愛用ギターです。

続いては、ちょっと見た目が変わっているギターをご紹介していきます。

変形ギター

Gibson/フライングV


1958年に発表されたギターです。立って弾くと弾きやすい反面、座っては弾きにくいギターです。
マイケル・シェンカーの愛用ギターです。

Gibson/エクスプローラー


1958年に発表されたギターです。フライングVと同様で立って弾くと弾きやすい反面、座っては弾きにくいギターです。
ゲイリー・ムーア、ジ・エッジの愛用ギターです。

Gibson/ファイヤーバード


1963年に発表されたギターです。またもやFenderに対抗するために開発されたギターです。
ジョニー・ウィンターの愛用ギターです。

B.C.Rich/モッキンバード


1974年に発表されたギターです。SGと同様でハイフレットの弾きやすさが特徴です。
X JAPANのhideが使用していたギターと同じ形状なので見覚えがある人も多いかと思います。

番外編

アコースティックギター


エレキギターではありませんが、楽器を演奏されない方から、エレキギターとアコースティックギターの違いがわからないという声をいただくことがあるので、この機会にご説明します。

そもそも、「アコースティック」とは電気を使わない楽器のこと言います。アコースティックギターは電気を使わないため、ギター本体で音を鳴らします。

エレキギターと違って機械(アンプ)に接続することはありませが、アコースティックギターにピックアップなどがついた、エレアコと呼ばれるギターもあります。

アコースティックギターは見た目もエレキギターとは全然違い、使う用途によってエレキギターにするかアコースティックギターにするか変わってきます。

バンドで演奏するならエレキギター、ソロで演奏するならアコースティックギターといった感じで使い分けされます。
昨今はお家時間が増えたため、アコースティックギターの需要が高まってきているようです。

まとめ

エレキギター特集ということで、さまざまな種類のギターをご紹介してきました。
まだまだ他にもギターの種類はありますので、気になった方は楽器屋さんに足を運んでみてください。
自分の好きなアーティストが使用しているギターを調べてみたりみるのも楽しいと思います。

あと、少し古い雑誌になりますが、「ギター・マガジン 2020年12月号」では、ギタマガ40年史ということで、さまざまなギタリストと共に歴史を振り返っています。
有名なギタリストはどのようなギターを使用していたのか、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

そして、2021年の投稿は今日で最後となります。
EFFECTORPRESSを生暖かく見てくださった方々、1年間ありがとうございました。
2022年は動画の投稿や露出も増やしていきたいと勝手に思っておりますので、引き続きよろしくお願いします。

それではみなさん、よいお年を&よきエフェクターライフを!

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