Zahnrad(ツァーンラート)からヴィンテージコーラスを元にした2機種が登場
2020.06.29 ニュース・トピックスnature soundが展開する「Zahnrad」から、ヴィンテージペダルを元に再構築したアナログコーラスペダル2機種が登場です。
ZAC-1
まずは「ZAC-1」。こちらはヴィンテージのARION「SCH-1」が元になっています。
オリジナルは非常にチープで心もとないプラスチックの筐体ですが、マイケル・ランドウやスコット・ヘンダーソンなどの使用で人気のペダル。現在中古で20,000円前後で取引されています。
ちなみに同社がそのSCH-1を元に開発したSCH-Zは大変リーズナブルな価格で入手できます。
DEEP SW、LO-PASS SWを備えている他、実機には存在しないMIXノブも備えています。
これにより、エフェクトバランスを適切にコントロールでき、エフェクティブなサウンドから芯のしっかりとあるサウンドを維持するといった調整も可能です。SCH-ZとSCH-1の大きな違いの1つとして TONE があります。
SCH-Z はウェット音のみトーンが掛かり、SCH-1はドライ音、ウェット音共に掛かります。
ZAC-1では SCH-1と同じ設定としています。シグナル入出力のオペアンプには東芝製TA75558BPを使用。
トランジスター、ダイオードなどNOSパーツを使用しヴィンテージペダルの音色の太さ、倍音の豊かさ、色気などを継承しています。また、適材適所で現代の高精度パーツを使用することによりローノイズ化も合わせて実現。
アナログ回路ならではのふくよかで暖かなコーラスの音色をお楽しみ頂けます。
ZAC-2
こちらの「ZAC-2」は、名機と名高いBOSSの「CE-2」がモデル。
CE-2は説明不要の人気ヴィンテージコーラス。現在は「CE-2W」という新たなモデルが販売されています。
DEEP SW、LO-PASS SWを備えている他、実機には存在しないMIXノブも備えています。
また、MODE SWを備え、ディメンションとも違う揺れを持った独特なサウンドが得られます。これにより、エフェクトバランスを適切にコントロールでき、エフェクティブなサウンドから芯のしっかりとあるサウンドを維持するといった調整も可能です。
シグナル入出力のオペアンプにはレイセオン製RC4558Nを使用。
トランジスター、ダイオードなどNOSパーツを使用しヴィンテージペダルの音色の太さ、倍音の豊かさ、色気などを継承しています。