エフェクター界の仮面ライダー?NORDVANG CUSTOM ’83 DRIVE登場!!
2020.09.25 ニュース・トピックスデンマークのエフェクターブランド、NORDVANG CUSTOMからマニア垂涎のエフェクターが登場しました。
「NORDVANG CUSTOM ’83 DRIVE」。
なんとこちらのフェクター、伝説のオーバードライブ「ケンタウロス」とあのMarshallの人気エフェクター「Blues Breaker」をニコイチしてしまったエフェクターなのです。
ペダルの右側がケンタウロスで、左側がBlues Breakerという、いつぞやの仮面ライダーのようなエフェクターですが、右側のケンタウロスはGain、Treble、Outputコントロールとクリッピングスイッチを搭載。ゲルマニウムダイオードとショットキーダイオードを切り替えることができるそうです。
左側のBlues Breakerはというと、Gain、Tone、VolumeコントロールとLowsスイッチを搭載。こちらはトゥルーバイパスで、Lowsでローエンドの出方を切り替えるようです。
また、中央のスイッチで左右のオーバードライブの接続順を切り替え可能で、それぞれ2つのフットスイッチで各オーバードライブのON/OFFができます。使っているうちにこんがらがってきそうですが大丈夫なんでしょうか。
内部の4つのDIPスイッチではゲイン、ソフトクリッピング、対称/非対称クリッピング、ハードクリッピングのモードを設定することができるそうです。
’83 Driveは、長年に渡ってジョンメイヤーのライブギタートーンで重要な役割を果たしてきたCentaurとBlues Breakerの2つを1つの筐体に収め、様々な美味しいトーンを提供する究極のデュアルオーバードライです。
オリジナルに忠実な回路を再現していますが、Blues Breaker側(A)はトルゥーバイパスにし、ヘッドルームを最大18ボルトに増やしました。
Cenataur側(B)にはオリジナル同様バッファーを搭載しています。
(A)と(B)は、中央にあるトグルスイッチで接続順を切り替えることが可能です。Blues Breaker側(A)は、GAIN、TONE、VOLUMEノブとLOWSという低域のレスポンスを変更するスイッチも搭載しています。
内部には、4つのDIPスイッチにより(gain,soft clipping,symmetrical/asymmetrical clipping,hard clipping)トーンをさらに微調整できます。Centaur側(B)は、GAIN、TREBLE、OUTPUTノブと、CLIPPINGスイッチがあります。
クリッピングスイッチは、ゲルマニウムまたはショットキークリッピングダイオードのペアを切り替えます。
筐体とコントロールツマミがケンタウロス寄りなのが個人的にはツボです。
夢の2大エフェクターの共演、一度は試してみたいものですが、お値段もそれなり。貯金せねば。