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The Beatles : Get Backを見た

キャップのブログ

皆さまいかがお過ごしでしょうか。まさかの初ブログ投稿、キャップです。

さて突然ですがタイトルの通り昨年2021年秋よりDisney+で配信が開始された「The Beatles : Get Back」
なんとPart1〜3で計8時間超え…元気がギリギリ残っている平日の夜にちょこちょこと視聴しておりました。

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督が、世界的ロックバンドの「ザ・ビートルズ」を題材に手がけたドキュメンタリー。特別に撮影許可を得たドキュメンタリークルーが残した57時間以上の未公開映像と150時間以上の未発表音源を、ジャクソン監督が3年の歳月をかけて復元・編集し、それぞれ約2時間の3つのエピソードで構成。ザ・ビートルズにとって最後のライブとなったロンドンの事務所ビル屋上での42分間の「ルーフトップ・コンサート」をノーカット完全版で収録するほか、最後の2枚のアルバム「アビイ・ロード」「レット・イット・ビー」に収録された14曲の制作過程を初公開。メンバー4人の深い絆や、彼らの素晴らしい音楽の全貌をひも解いていく。Disney+で2021年11月25、26、27日に3話連続配信。

これまでイメージしていた「解散直前のビートルズ」のイメージを覆してくれる内容。
和気あいあいとしたりピリピリしたりその他色々、あ〜ビートルズも普通のバンドだったんだな〜と、ひしひしと感じます。
そして約50年前のものとは思えない映像と音!
音についてはAIがメンバーの声や楽器の音を学習してそれぞれ判別、分割してミックスしなおしているんだとか。
驚愕の修復技術、ちょっと何言ってるか分からないです。。。

そして何やかんやあって音源はビートルズ解散後に最後のアルバム「LET IT BE」として世に出るわけですが
映画と同じく昨年スペシャルエディションがリリースされております。
Super Deluxeなるバージョンにはセッション中にエンジニアを担当していたグリン・ジョンズがミックスした音源、
つまり何やかんやがなければ正規盤になるはずだったバージョンが収録されています。
フィル・スペクターが関わったオリジナル版とはもはや別物…
サブスクでも配信されていますので、映画とあわせてぜひお聴きいただくと50年越しのリアル・ビートルズが楽しめるのではないかと思います!

セッションでの使用エフェクター

さて色々と書きましたがこれではただの感想、頼まれてもいない宣伝ではないかということで機材についても見ていきましょう。
EFFECTORPRESS編集部と名乗る我々、エフェクターについて書かねばならん!と思いつつ、
時代もあってか所謂ペダル的なものはあまり使用していなかったようですね…そりゃそうか…
ちなみにギターやベースは後期ビートルズメンバーそれぞれのトレードマークとも言える、
Epiphone CASINO、Fenderのオールローズテレキャスター、バイオリンベースをメインで使用していたようです。
他にもジョンがFender Bass VIを弾いたり、ジョージがエリック・クラプトンから送られたレスポール(通称ルーシー)を弾いたりしておりました。

FUZZ FACE

現在はJim Dunlop製が有名なFUZZ FACE
元々はDallas-Arbiter社が1966年に発売したファズペダルです。
ジョージがグレーのシリコンファズフェイスを使用していた模様。
ファズフェイスをもとにしたペダルがいろんなメーカから発売されてますね。

VOX ワウペダル

「LET IT BE」収録の「ACROSS THE UNIVERSE」のサビで登場するのがVOXのワウペダル。
ジョンがワウワウワウワウ言わせてるようです。
現行品だとV847あたりが近いモデルでしょうか?

レスリースピーカー

エフェクターではないですがジョージがこのハモンドオルガン用のスピーカーを通して「LET IT BE」のギターソロを弾いています。
(この音はシングルバージョンに収録されています。)
Strymonの「Lex Rotary」など、このサウンドを再現したペダルも作られていますね!
フニャフニャ?シュワシュワ?した独特の音で、フェイザーに近いでしょうか。

以上、キャップ初ブログはThe Beatles:Get Backについて書かせていただきました。
映画を見て、音源を聴いて、ぜひビートルズサウンドを堪能したのち、エフェクターを繋いで再現してみてはいかがでしょうか。
それではみなさん、よきエフェクターライフを!

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