会員登録

君はTOTOを知っているか!Steve Lukather(スティーヴ・ルカサー)特集

アーティスト特集

有名なアーティストの出している音を使っているエフェクターから紐解くアーティスト特集、今回はSteve Lukather氏を紹介します。

来歴

Steve Lukather氏はギタリスト、シンガー、作曲家、であり、TOTOというバンドでも活動しています。7歳からギターを始め、TOTO結成以前からスタジオ・ミュージシャンとして活動していました。

バンドでは1982年に発売された”TOTO IV“でグラミー賞主要部門を含む7部門を受賞し、彼自身もGeorge Bensonへ書いた曲”Turn Your Love”でR&B部門の作曲賞を受賞するという偉業を成し遂げました。

その後も2002年 Larry Carlton 氏とのライブアルバム“No Substitutions – Live In Osaka“で最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞を受賞したりと、アメリカの音楽を築いてきた人である事は間違いありません。

TOTOのメンバーとしてやソロ活動の他にも数多くのアーティストの作品にも参加、ご存知元ビートルズのリンゴ・スターが主宰するバンドにも参加しています。

使用エフェクター

1.T Jauering Electronics Bombastortion

このエフェクターはアメリカのギタリスト Jeff Kollman のシグネチャーモデルとして作成されたものであり、 Marshall サウンドを狙ったペダルです。
このブランドの代表であるティム・ヤニックは自身のブランドの他に Wampler, J Rockette Pedals などのペダルメーカーの開発にも協力をし、T-REXでは彼のデザインしたファクトリーライン”The Gristle Line”があります。ちなみに、アンプメーカー Peavey Custom Shop に在籍していた過去も持っています。
その彼とJeffのタッグの作品は現在、 Bogner Ecstasy の Blue チャンネル(Marshall Plexi を元に作られました。)を使用しているスティーヴにはまさにうってつけのペダルであったと言えるでしょう。
ちなみにTOTOの40周年を記念したライブでそのサウンドは聴くことができます。

2.ToneConcepts The LUKE

ToneConcepts The LUKE
ToneConceptsは2008年創業のカナダのエフェクターメーカーであり、2013年に発売されたペダル、”The Distillery”がアメリカのエフェクターの大会でグランプリを獲った過去を持ちます。
スティーヴはそのThe Distilleryの試作に携わっており、自身の気に入っていた段階のサウンドを元にブラッシュアップをし製品化したのがこのペダルです。
このエフェクターは音色補正を目的としたエフェクターで、プリアンプ、クリーンブースター、イコライザー的な使い方はもちろん、その気になればハムバッカーピックアップのサウンドをシングルコイルピックアップ風のサウンドに、その逆のシングルコイルピックアップのサウンドをハムバッカーピックアップ風にと大きく変化させる事ができる事が特徴のペダルです。
スティーヴは常にかけて使用しておりプリアンプ的な使い方をしています。
このサウンドはTOTOの35周年、40周年を記念したライブで聴くことができます。

ToneConcepts The LUKE

3.JAM PEDALS Waterfall

JAM PEDALS Waterfall
このエフェクトはギリシャのエフェクターメーカーJAM PEDALSの初めて販売したエフェクターであり、コーラス、ヴィブラートペダルです。
このメーカーの代表の、ヤニス・アナスタサキス氏がエフェクターに興味を持ったきっかけは「13歳の時にCE-2を手にしたこと」と言っていることや基盤回路におけるBBD素子、クロックドライバーの組み合わせをMN3007,MN3101、しかもヴィンテージNOSパーツを使用しており同じパーツを使用しているBOSS社のCE-2をモチーフに制作したのではないかと言われているペダルです。
機能に優れているペダルであり、コーラスとヴィブラートの切り替えスイッチはもちろん、ヴィンテージとモダンの音色切り替えスイッチがついています。これにより深くローよりからかけることとあっさりハイミッド辺りからかけることができます。音色はアナログコーラスらしく太く温かい音です。
TOTOの40周年を記念したライブで聴くことができます。

4.Strymon Lex Rotary

Strymon Lex Rotary
Strymon Lex Rotary
それまででは考えられないまるでラックエフェクターのようにとても品質が高いコンパクトエフェクターたちを制作してきたゲームチェンジャー、Strymonからロータリーエフェクターの紹介です。
ロータリーエフェクターとは、ハモンドオルガンのレスリースピーカー(これをロータリースピーカーという)のサウンドを再現したエフェクターのことであり、このメーカーのエフェクターに搭載されているDSPはとても高性能であり情報量が多く入るため、Strymonにおける他のエフェクトでもそうですが再現度が非常に高いです。 そのため本機ではロータリースピーカーにおけるトレブルホーン、ベース ローター、プリアンプ、マイクのセッティングそしてスピーカーの回転に合わせた音の変化など実機での複雑な干渉によって発生されるサウンドがデジタルで限りなく近く再現されています。ちなみに一般的なデジタルエフェクターでは入力された信号はデジタルに変換され、処理されるのですが、Strymonのペダルでは、デジタル変換はされず、アナログのままエフェクト信号とミックスされるため”原音が損なわれることはなく”、エフェクトがかかります。
TOTOの35周年、40周年を記念したライブで聴くことができます。

5.IBANEZ / TS808

IBANEZ / TS808
IBANEZ / TS808
みなさんおなじみIBANEZ TS808も1982年の来日公演の際に使用していたようです。
チューブアンプに接続するとエレキギターの中音域を持ち上げて真空管を叫ばせる伝説の名機で、ほかアーティストも多数使用しています。
歪はそれほど大きくないですが、ローゲインのオーバードライブとして、ブースターとしても活躍してくれます。

エフェクタープレスTS808の特集記事はこちら

IBANEZ / TS9

IBANEZ / TS9
2012年のツアーの際にはTS808の後継機種TS9チューブスクリーマーがセットされていたようです。よほど使いやすくて気に入っていたんでしょうね。
IBANEZ / TS9

まとめ

アーティスト特集 Steve Lukather (スティーヴ・ルカサー)いかがでしたか。
彼はかつて冷蔵庫のようになるまでの量のラックエフェクトを駆使したギターシステムを使っていましたが、最近は彼曰く「オーガニック」なトーンを心がけているという機材の中からいくつか紹介しました。かつてラックエフェクトを愛用していたギタリストが現在コンパクトエフェクターの方を愛用するというのは流れとして多くあり、それだけコンパクトエフェクターが進化したという証拠なのかもしれないと思います。

この記事がみなさんの今後の音楽ライフに少しでも役立つ事を祈っています!

Archive

Latest Entries

BOSSのコンパクトエフェクター
メーカー紹介
Boot-Leg/COMP-DX CPX-1.0使用レビュー
エフェクター紹介
次世代のギターヒーロー!AssH特集!
アーティスト特集
ベースの音作りにこだわりたい!ベース用コンプレッサーの使い方
エフェクター入門
日本のおすすめサイケバンドをご紹介!
アーティスト特集