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君は、生き延びることができるか?CULT of Pedals 踏む or DIE!!

君は、生き延びることができるか?CULT of Pedals 踏む or DIE!!

編集長のブログ

親愛なるエフェクターフリークスの皆様、いかがお過ごしでしょうか。編集長です。
今回は寝ても覚めてもエフェクターのことばかり考えてしまう、そんなあなたのための書籍をご紹介します!

それがこちら!!

CULT of Pedals 世界初のビンテージ・エフェクター・コレクション本

こちらの本、ご存じの方も多いと思いますが、TS808のモディファイエフェクター「#1」で有名なPEDAL SHOP CULTのオーナーであり世界有数のエフェクター蒐集家 細川雄一郎氏が、ご自身のコレクションをこれでもかというほどの愛を持って紹介した、エフェクターフリークス垂涎の書籍なのです。
世界初のエフェクターと言われる「Maestro FZ1- Fuzz Tone」から始まり、皆さんおなじみの名機やもう手に入らないであろう希少エフェクターまで、たくさんのエフェクターが美しい写真とともに掲載されています。
エフェクターの音や特徴、メーカーの紹介などがされているのはもちろんのこと、必見は基盤の写真もふんだんに掲載し、トランジスタを「美しい」「かわいい」と表現する細川氏のセンスに脱帽するとともに、本書を読み進めていくうち「そう言われてみれば可愛いような気がする…」などとズブズブとエフェクターの沼地にハマっていく音が聞こえてくるような気さえしてきます。
途中に挟み込まれるアメリカの楽器店主やマイクマシューズとの心温まる交流の話など、エフェクターそれぞれの話以外にも興味深い話ばかり。

本書を読みながらそれぞれのエフェクターの音をYouTubeで検索しながら聴いて楽しんでいたのですが、なんと、ギター・マガジン様がとんでもない動画を公開しているのを発見してしまいました。

なんとNothing’s Carved In Stone/ELLEGARDENの生形真一氏、MONOEYES/Art-schoolの戸高賢史氏、そしてCULTの細川雄一郎氏という取り合わせで、細川氏の所有機材を実際に鳴らしてみる、というとんでもない企画。
それぞれのエフェクターをあーでもないこーでもないと話しながら試奏する姿はとても楽しい映像となっています。
しかも試奏するエフェクターの多さ。

<試奏モデル>
1962 Maestro FZ-1 Fuzz Tone
1966 Baldwin-Burns Buzzaround
Macari’s Musical Exchange Tone Bender Mk.Ⅰ Reissue
1968 Vox Tone Bender Professional Mk.Ⅱ
1966〜67 Vox Tone Bender V828
1968 Arbiter Fuzz Face
1968 Honey Special Fuzz
1979 ProCo The RAT Fringe Logo
1985 ProCo The RAT White Face
1968 Arbiter Fuzz Face
1969 Electro-Harmonix Big Muff Triangle Knob
1974 Electro-Harmonix Big Muff Ram’s Head(Blue)
1973 Electro-Harmonix Big Muff Ram’s Head(Black)
1973 MXR Phase 90
1974 MXR Phase 90
1979 Musitronics Mu-Tron Bi-Phase
1973 Shin-ei Companion HA-9P
1978 Ross Compressor
1977 MXR Dyna Comp

次から次に登場するエフェクターはそれぞれ「あー俺もそれ弾いてみたい!」と思わせるものばかりです。

皆さんも是非、本書を片手に動画を見てヴィンテージエフェクターの世界にドップリと浸かってみてはいかがでしょうか。

それでは皆さん、良きエフェクターライフを!

PEDAL SHOP CULT https://www.cult-pedals.com/

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