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カントリーミュージックをルーツとするギタリスト、長岡亮介特集!

アーティスト特集

本日もeffectorpressにご訪問いただきありがとうございます!
今回は、東京事変やペトロールズで活動中のギタリスト、長岡亮介氏の特集です。
2021年春クールに放送された坂元裕二脚本のドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』で俳優デビューもしてましたね。
ドラマを見ていたらごく自然に出てきて驚いた方も多いのではないでしょうか。

目次

来歴

長岡亮介さんは1978年生まれの千葉県出身です。
中学生の頃に父親の影響で、カントリーミュージックに触れて、ギターを始めます。

中学では、当時流行ってたJ-POPをコピーするバンド「ししゃも」を組んだり友人たちのバンドのサポートギターをする一方で、
高校時代には父がやっていたブルーグラスのメンバーとカントリーバンドをするようになります。

その後、東海大学の建築学科で学びながら、プロのカントリー歌手のバックバンドでギターを務めていました。
忙しい時は月の半分以上仕事をする中で、ミュージシャンとして本格的に活動していく事を決意したそうです。

東京事変

長岡さんが東京事変に加入したきっかけは、2000年に椎名淳平さんに頼まれて、彼のバックバンドThe Evil Vibrationsに加入したことに始まります。

ライブを見に来ていた椎名林檎さんに声をかけられ、やがて彼女のデモテープに参加したり手伝いをするようになります。
東京事変の初代ギタリストが脱退したときに誘われ、2005年、浮雲名義で二代目ギタリストとして加入しました。

東京事変は、メンバーそれぞれがキャリアもロジックもしっかりしてるバンドです。
お互いの個性がぶつかることなく椎名林檎さんの歌を引き立てて
尚且つ、それぞれの個性が活きる楽曲を作り続けています。

ペトロールズ

東京事変で活動する一方で自分の音楽をやりたい、また、語学留学を通して日本人の音楽を世界に発信したいという想いからペトロールズを結成します。
ドラムのボブさん(河村俊秀さん)は、高校からの友人で、なんとバンド「ししゃも」のメンバーだそうです。

3つの楽器と声のみをパズルのようにはめながらも全部を埋めはしない、
行間のように空白も音と捉える、遊び心のあるバンドです。

サポートギタリスト、プロデューサーとして

また、サポートミュージシャン、プロデューサーとしても活躍しています。
星野源の5作目のシングル曲となる『ギャグ』のレコーディングにもギタリストとして参加し、
現在でも星野源のツアーメンバーやレコーディングに参加するなど、なくてはならない存在となっています。

野田洋次郎のソロプロジェクトであるillion、LOVE PSYCHEDELICO、ORIGINAL LOVEなどのツアーサポートに参加するなど、彼にしか出せない魅力的なギターサウンドは多くのアーティストから信頼を得ています。

使用エフェクター

ここからは使用エフェクターの紹介をしていきます。
今回は一部の紹介ですが、その他使用エフェクターをこちらにまとめていますのでご覧ください。

JIM DUNLOP / Buddy Guy Signature CRY BABY WAH


シカゴブルースの第一人者と言われる大御所 Buddy Guyのシグネチャーモデル。

サイドのスイッチで、ディープなワウモードと、バディガイ・サウンドのウォームなベルトーンが得られるモードに切り替えられます。

Herbe & Chick / GAZON


Herbe & Chick(エルブ&チック)は、HerbeとChickEffectsによる、
国産ハンドメイドでの共同製作エフェクターブランドです。
ハイゲインなのに低ノイズ、HI/LOWのモードスイッチで演奏の使い分けが容易なディストーション/オーバードライブペダルです。

サウンドも当然のことながら、メタリックなグリーンと、黒地に白いラインが効いた洗練されたデザインがかっこいいですよね。

BOSS / DD-500


DD-500はBOSSから発売された次世代型ディレイペダルです。
液晶画面が大きくフットスイッチが多いため、直感的に操作しやすく、ライブでも咄嗟に対応しやすいです。

透明感があり爽やかな印象のサウンド、入力から出力まで最高水準32 ビット処理による高音質の実現、12 ディレイ・モードによる音作りの深さと自由度、大型LCD や専用つまみによる使い勝手の良さを兼ね備えた、老舗BOSSの提案する次世代型ディレイペダルです。

まとめ

「聞いたらその人だとわかる音、音色の作りにその人らしい癖、上手い下手の前に、そんな際立っている音が好き」とインタビューで長岡さん自身が答えています。

カントリーミュージックの影響も受けた彼のサウンドは、オリジナルの個性を放ちながらも、多くのアーティストの楽曲をより魅力的なものへと昇華しているのではないでしょうか。

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