アナログディレイの金字塔!Memory Man(Electro-Harmonix)特集!
2021.11.12 エフェクター紹介エレハモのディレイと言えば、のDeluxe Memory Man。
そんなメモリーマンの小型版、“Nano Deluxe Memory Man”がリリースとなったようです。
electro-harmonixのようなアナログ・ディレイとモジュレーションは他にはありません。Nano Deluxe Memory Manは、ベンチマークとなるオリジナルDeluxe Memory Manの紛れもない豊かなディレイ、コーラス、そしてビブラートをペダルボードに導入しやすいコンパクトなサイズで実現しました。
ちなみに既発の大型版(これでも小さくなりましたが)がこちら。
Nanoサイズの方は若干コントロール類の役割が変わっているようですが、
最大ディレイタイムも550msとスペックは大型版に近いものになっているようです。
“Memory Man”とは?
Memory Manは1970年代にElectro-Harmonix社から発売されたアナログディレイペダルです。
当時は“Memory Man”の上位機種として“Deluxe Memory Man”が位置づけられ、
他にもステレオ仕様の“Stereo Memory Man”という機種が発売されています。
以降今に至るまで形を変えながら生産され続け、
U2のThe Edgeをはじめ様々なミュージシャンが愛用する、アナログディレイの名機です。
ちなみにBIG MUFFなどもそうですが、最新のNanoサイズの筐体から考えるととにかくデカイです。いや〜デカイ。
デザインも生産時期によって細かく変わっていたりしてたようです。Googleで画像検索してみると面白いですね。
Memory Man シリーズ
現在は冒頭で紹介した”Deluxe Memory Man”を基本モデルとして、様々なペダルがラインナップされています。
Deluxe Memory Man Tap Tempo 550
まずはこちらです。
Deluxe Memory Manと同じ高品質なBBD素子を使用してウォームなサウンドを実現しつつ、
タップテンポやモジュレーション、エフェクトループ、エクスプレッション・ペダル端子などを搭載した高機能モデル。
アナログ回路のサウンドを、デジタル回路で制御しているハイブリッドなペダルです。
Deluxe Memory Man 1100-TT
そしてこちら、なんと最大1100msのロングディレイを可能にしたモデル。
“Deluxe Memory Man”の中では一番多機能、お値段もなかなかの1台です。
Stereo Memory Man with Hazarai
最後はこちら。
マルチタップディレイ、エコー、リバースエコー、タップテンポ、ルーパーを搭載、そしてプリセットまで可能なStereo Memory Man。
Memory Manの名は付いているものの、多機能すぎてもはや別物!ちなみにこちらはデジタルディレイです。
他にもMemory ToyやMemory Boyなど、Memory Manのサウンドを受け継いだディレイペダルがラインナップされています。
まとめ
以上、Electro-Harmonixの名作アナログディレイ”Memory Man”特集でした。
70年代から現在に至るまで人気のペダル。
小型化されたり多機能になったり様々なモデルが登場していますが、その中核にあるウォームなサウンドが最大の魅力でしょうか。
皆様も店頭などで見かけた際はぜひお試しあれ!